New APP: Absolute FFT (Fast Fourier Transform) スマホで周波数解析!

 いつでも・どこでも手軽に本格的な周波数解析(FFT)を実施できるアプリ「Absolute FFT」を作成しました。身近な音の「ドレミ」を特定して、絶対音感の持主を気どろう!
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★スマーホでかんたんFFT解析!
 FFT(Fast Fourier Transform)は、音や振動の波形に数値的な操作を加えて、含まれる周波数成分を特定する手法です。機械などの振動・騒音の原因の分析・特定など、さまざまな分野で活用されています。
 今回、スマーホで簡単に使えるアプリ版ツールを作成したので、紹介します。アプリ名は「Absolute FFT」、Androidデバイスで使用できます。
★★★下の画像クリックで、ダウンロードできます(Google Play)★★★
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★かんたん操作で周波数を特定!
 使い方は、きわめて簡単です。「開く」ボタンを押して、手持ちの音声ファイルを選ぶだけ。FFT解析が実行されて、音声波形とFFT結果がグラフに表示されます。画面右下は、300Hz・400Hz・600Hzが合成されたサンプル音源[1]を解析したものです。正しく結果が示されていることが分かります。
[1]Sound Disposition Lab:周波数別試験音源-周波数複合ファイル

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 本アプリの特徴は、周波数表示だけでなく、「ドレミ」の音程表示もできることです。下図は、ハーモニカの「ファ」の音を解析した結果です。周波数339-359Hzにピークがあり、これは音名で「ファ4(F4)」であることが分かります。
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 身近な音を解析しても、面白いです。下図は、キッチンタイマーの音の周波数解析です。約4000Hzにピークがあります。電子タイマーの音には、2000Hzか4000Hzを用いたものが多いようです。
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 音声ファイルは、アプリから開くほかに、録音アプリや、フォルダから連携することも可能です。この場合、ファイルを選んだ後、「開く」や「共有」を選択すれば、「Absolute FFT」にデータを送ることができます。
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★録音機能も搭載。絶対音感の持主を気どろう!
 手持ちの音声ファイルを解析する以外に、本アプリから、音声を直接録音することもできます。下図は、ヒゲソリの音を録音・解析した結果です。430Hzにピークがあります。音程でいうと「ラ4」です。「このヒゲソリの音は『ラ4』である。」と言ってみると、まるで絶対音感の持主のようです。
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 横向きレイアウトにも対応しています。スマーホ、タブレットなど、手持ちのデバイスに合わせて、レイアウトを選べるので便利です。
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★まとめ:FFTアプリで、身近な音のドレミを特定!
 FFTアプリ「Absolute FFT(アブソリュートFFT)」を作成しました。特徴は以下です。

・かんたん操作で、本格的なFFT解析ができる。
・音源として、音声ファイル、その場で録音した音声、が使用可能。
・周波数表示のほか、音名表示が選べる。君も絶対音感の持主だ!
・完全無料。広告なし。ネット通信しないので、プライバシーも安心。

★★★下の画像クリックで、ダウンロードできます(Google Play)★★★
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